2011年5月11日水曜日

volunteer

記録の意味も込めて
簡潔に






あの光景を見て、報道を聞いて"なにか自分もなにか被災地のために"って皆が思ったと思います。
そして、それぞれができる事やるべき事をやっていると思います。

募金、物資だけでは満足できない。自分が?
そうだったかもしれません。
でも、被災地域のためになにかしたいという気持ちは変わりません。



2か月が経ち報道もあまりされなくなり、徐々に復興に向かっているのだろう、こっちはこっちで頑張っていればいいみたいな気持ちにもなっていました。



<被害に関して>
今回は石巻市渡波地区を中心に作業をしました。道路は通れるようにはなっていますが、それ以外は映像や写真で見た通りの光景が今もそのまま広がっています。
2か月も経ったのだから、直後よりは良くなっているのでしょう。
でも、TV、PCを通して見るのと直接目にするのでは感じ方が全く違います。
まるで地震直後のような光景、ここだけ時間が進んでないのではないかという光景が続いています。




<NPOオンザロードという団体>
大学生ならば、その大学にボランティアの窓口みたいなのがあると思います。
バリ友達の荻野は大学生協で募集したボランティアに参加しました。
テントなどもいらず交通費は2000円で行けるらしいです!




オンザロードは体制が万全でした。
ベースキャンプのとなりに温泉施設、毎日おいしい食事を作ってくれる生活班がいます。
朝6時に起床、朝ご飯を食べてお弁当を詰めて7時に出発。日が暮れて戻ってきてからは、おいしい夕飯を食べ、温泉で心と体を休めます。ヴィレッジでは、音楽のある素敵な空間が生まれます。

夕食後のミーティング、各リーダーが報告をするのですがその言葉から本当に熱い気持ちが伝わってきます。
皆口下手なのに一生懸命想いを伝える姿は本当にかっこいいと思いました。
その後リーダー達は毎日深夜までミーティング。

やっぱり、自分より多く人生を歩んでいる人の話を聞くことは本当に楽しいし、ためになるなと。
高橋歩さんの団体だけあって、みんな旅人、自由人。
日本全国からいろんな人が集まっていました。







<ボランティア>
ニーズというのは難しいですね。
被災者本人たちだけでもできるようなことまでもやってしまうなんでも屋になってはならないと思います。
被災者と共に、一緒になって元に戻そうとすること。
コミュニケーションをとりながら、これからの生活への「きっかけ」を共につくる事が大切なのだと思いました。


普段なら敬遠する力仕事、汚い仕事にも全く抵抗なく作業できました。
本当にやりたいと思う仕事は手が止まらないのだと。
一人一人の小さな炎も集まれば、という事です。
そこには人の「エネルギー」が溢れていました。
その笑顔に心からの温かさはありました。


GW中はボランティアが殺到して・・・と言っていましたが、現地に入ってわかりました。
そのGW中でさえ全然人手が足りていません。

そして皆が言っていました。
「また戻って来たいと」









ずんさんが言っていた言葉

人間は "For me" 自分の為にって想うと100%の力は出せない
    "For you"他の為にって想うと120%の力が出せる 





123










年をとるにつれ1年が短く感じるって言いますがそれは出逢いが関係してるのではないかって。
子供の頃ってたくさんの人と出逢います。
バリ行ったときも思ったけれど、たくさんの人と出逢うときって時間が長く感じます。

0 件のコメント:

コメントを投稿